趣旨・ねらい
「働き方改革」を推進し個人のライフワークバランスを確立するため、以下の内容を学習します。
① 日々の業務に「段取り」という発想をさらに強く盛り込むことにより効率化と
ストレスフリーが推進されることを確認する。
② 「段取りがよくなる」ための基本的な発想と行動を整理整頓し、自身の段取り強化と
周囲への指導展開の手法を共有する。
③ 自身の改良のポイントを明確にし、すぐにできて効果がある改良の方向性を知る。
プログラム内容
- 1.前提共有
- ◯ メリットの認識 ◯ 優先順位の基本的な考え方
- 2.「段取り」とはどういうことか
- ◯ 準備と段取りの違い ◯ 段取りがよい人の特徴
◯ 「はやい」ということにこだわる
- 3.ムリ・ムダ・ムラの排除
- ◯ ムリ・ムダ・ムラとは何か ◯ ムリ・ムダ・ムラが残存する理由
◯ 当事者意識のレベル
- 4.標準作業時間
- ◯ 標準作業時間の意義 ◯ 順守のあり方 ◯ 設定の仕方
- 5.改良に必要なもの
- ◯ 5S ◯ 優先順位の策定 ◯ 報告・連絡・相談の徹底
- 6.周囲との調整
- ◯ トップダウンとボトムアップの使い分け ◯ ティーチングとコーチングの使い分け
◯ リードとフォローの使い分け
- 7.数に強くなる
- ◯ 「数に強い」とは ◯ SMARTの法則 ◯ 「ざっくり」と「明瞭」を仕分ける
- 8.箇条書き思考
- ◯ 箇条書きの意義 ◯ 3あるいは5 ◯ あるべき姿からフレキシブルに
- 9.短期・中期・長期
- ◯ PDCAとSAPSとOODA ◯ 時系列ごとの表現 ◯ 公私の視点
- 10.まとめ
- ◯ ライフワークバランスを意識する ◯ 効率も働きがいもあきらめない
◯ 指導育成と風土刷新
==講師プロフィール==
長谷川 孝幸 氏(オフィスハセガワ 主宰)
1971年生まれ、1994年学習院大学経済学部卒業。大手化学メーカー・市場調査会社勤務を経て、1999年より社員教育研修講師・公務員研修講師として活動。
売れない営業・書けないリサーチャーという「ダメ社員」だった自身の失敗の蓄積をベースにしたコンテンツは「よくわかる」「すぐできる」「必ず役に立つ」と受講者からも主催者からも高評価。
世の中の多くの「成功体験の伝授」中心のコンテンツではなく、自らの失敗体験・挫折経験を基に多くの人にすぐ役立つ発想と行動のあるべき姿を伝えている。
研修の様子
参加者の声
- Aさん
- 現在会社で抱えている働き方・効率化など、とてもためになる点が多かったです。
会社全体が段取り良く、ライフワークバランスがとれるようにしていきたいと思います。
- Bさん
- 具体的な説明が分かりやすく、色々な研修に参加したが、今までで1番良かった。
自身でこれから吸収したい内容だった。
- Cさん
- 考え方についても勉強になりましたが、具体的手法を教えていただけて、明日から実際に使えるのが良かったです。
- Dさん
- 自身も業務効率が悪く悩んでいたので参考になりました。
今までは時間に対する意識が低かったことに気づけたので、今後作業時間を計測し、どこに問題があるかを見つけたいと思います。
実施要項
- 対象
- 若手社員・中堅社員の方
- 日時
- 2021年6月24日(木) 09:30 ~ 16:45