他業界、他企業の管理者と学びを深め、
現場でマネジメント力を発揮する

管理者対象 連続型オープンセミナー《計5回》

趣旨・ねらい

管理者として必要な知識・スキルを習得する。
管理者には将来の会社の要として、新たなステージでの活躍が期待されています。
しかし実際には、高業績者がマネジメントに取り組むにあたり、自身の役割やそれを遂行するスキル・知識が乏しいことも多く見受けられます。
更に、外部から講師を招くにも対象者が若干名、効率的ではありません。
これらの県内各社様の課題を背景に、「各社で数名ずつの管理者が参加し、体験談や工夫した事例を継続的に共有し、現場で使える能力を身に付けること」が、本企画のねらいです。

●連続型であるメリット
 振り返りの機会、参加者同士の連帯感・親近感、学びと実践の反復による学習効果

●公開型であるメリット
 各社の負担額の緩和、企画コストの削減、同世代との交流機会による刺激

プログラム内容

1.管理者に求められる役割・マネジメントの意義
 【 2018年5月9日(水) 13:00 ~17:00】
 ① 管理者の役割を認識する
  ・ 組織の存在意義を認識する  ・ マネジメントの必要性を認識する
  ・ マネジメントの対象を認識する
 ② 管理者に求められる態度とは ~DPI診断~
  ・ 態度と態度能力を理解する  ・ 自らの態度能力を予測する
  ・ DPIテストを自己採点する  ・ 自らの態度能力を検証する
  ・ 管理者が鍛えるべき態度能力を知る
 ③ 事例で学ぶ管理者のマネジメント
  ・ 事例「時間をマネジメントする」
 
2.部下に若手社員の育成を促す
 【 2018年6月5日(火) 13:00 ~ 17:00】
 ① 若手社員の成長を促す原則を知る
  ・ 人間の成長に影響を与える行動とは  ・ 若手社員が取り組むべき「経験学習」とは
  ・ 若手社員が取り組む「経験学習」の支援策とは
 ② 事例で学ぶ若手社員の育成策 ~指導者への対応~
  ・ 事例「指導者を動機づける」  ・ 事例「指導者からの相談に乗る」
 
3.部下の定着や成長を促すコーチングと面談のスキル
 【 2018年6月26日(火) 13:00 ~ 17:00】
 ① コーチングとは
  ・ ティーチングとコーチングの違い  ・ 部下の状況に合わせた指導スタイル
  ・ 傾聴トレーニング
 ② 面談ロールプレイ
  ・ 状況設定を基に、部下との面談シーンを演じる
  ・ ロールプレイ後は観察者によるグループコーチングで振り返りを実施
 ③ ケーススタディ
  ・ 部下との面談時、どう対応するか  ・ グループ討議
 
4.会議の成果を高めるファシリテーションスキル
 【 2018年7月25日(水) 13:00 ~ 17:00】
 ① 会議ファシリテーション
  ・ 会議での4つの役割  ・ グランドルール
 ② 話し合いの可視化
  ・ 議題の対象化  ・ フレームワーク
 ③ 会議の始点と終点
  ・ 会議の「前・中・後」の問題点  ・ 目的、目標、論点、進行、宿題
 ④ ケーススタディ
  ・ 対立時の合意形成  ・ 問題行動への対処法
 
5.職場風土を改革するリーダーシップ
 【 2018年8月29日(水) 13:00 ~ 17:00】
 ① 職場風土を理解する
  ・ 職場風土とは何か ~醸成と改革~  ・ 望ましい職場風土とは
 ② 職場風土を改革する手段とは
  ・ 管理者はリーダーシップを発揮する  ・ 管理者は経営幹部へ提案する
  ・ 管理者は部下の行動変容を促す
 ③ 事例で学ぶ職場風土の改革
  ・ 事例「職場にオープンコミュニケーションを広げる」
 

研修の様子

参加者の声

Aさん
毎回のセミナーの参加が有意義に感じられました。
普段感じていることを同じ立場の人と改めて語ることが良かったです。
Bさん
同じケースを読んでも異なる解釈をするがいて、多様な価値観があることを感じました。
Cさん
定期的にセミナーがあったので振り返る機会があり、記憶の定着に有効でした。
Dさん
全体の回数や各回の時間の長さが適度でした。

実施要項

対象
係長、課長に就任して間もない管理者、またはすでに就任している方
日時
2018年5月9日(水)〜 2018年8月29日(水)【各回】13:00 ~ 17:00