趣旨・ねらい
コミュニケーション・スタイルの幅を広げ、組織・チームの中で自主的に行動する力の習得を目指します。まず自分を知る、次に必要とされるスキルを理解する、最終的には、自分の現状に気付き“自ら働きかける”という行動をコミュニケーションを通じて学びます。
仕事や人と関わることができる新人・若手の状況判断能力、人間関係構築能力の育成を主眼とします。
プログラム内容
- 1.自分のコミュニケーションの傾向・特徴の理解
- 対人コミュニケーションスキルを5つの視点から傾向を探る実習(「自己概念」「傾聴」「明確な表現」「感情の取り扱い」「自己開示」)。
- 2.課題解決のためのコミュニケーションとは何か
- 断片的な情報をもとに、チームの課題とその答えを導き出す課題解決実習。
- 3.コミュニケーションスキルの基礎力「 話す・きく」の見直し
- 話す:相手に伝えきるために、きく力:正確に聞く、真意を聴くために何が必要なのかを体験を通して考える実習。
- 4.コミュニケーションの量と質の検討、働きかけるとはどのようなことか
- コミュニケーションを制限された中で、チームとしてどのようなコミュニケーションや行動が必要なのか具体的に考える実習。
- 5.課題解決のためのコミュニケーションとは何か
- まとめとしての難易度の高い課題解決実習。
※各コース共通
==講師プロフィール==
◎ Aコース
下平 英美 氏(人材開発研究所 代表)
1987年武蔵野女子大学卒業後、全日本空輸㈱入社、客室乗務員として勤務。
1991年退職後、研修トレーナーとして活動中(人材開発研究所・代表)。
◎ Bコース
松木 礼子 氏(人材開発研究所)
キャリアコンサルタントとしてジョブカフェ石川、女性再チャレンジ支援室に約9年間勤務し、若年者や女性のキャリア教育や就職支援、マナー指導に携わる。2015年独立。
行政機関において若年者や女性のキャリア形成や就職支援、マナー指導に携わる。
現在は大学、行政、企業を中心に活動。
研修の様子
参加者の声
- Aさん
- 社外で他社の方々と仕事の話ができて、コミュニケーションを取る上で良い経験でした。
また、先生に質問するとたくさんフィードバックしてくださり、良い学びとなりました。
- Bさん
- 相手に伝えることの難しさ、自分が理解していても相手が理解しているとは限らないということがとても勉強になりました。
今後は自分の思っていること・相手の言っていることを正しく理解し、自分の思い込みだけで仕事をしないように気をつけたいと思います。
- Cさん
- 自分のコミュニケーションに対する姿勢が、入社当初と比べてどうなっているかを再確認することができました。
コミュニケーションすることに対して受け身になっていたため、今後はこちらから働きかけてみようと思いました。
- Dさん
- 実習が多く、コミュニケーションを実践する機会が多くあったので普段経験できない良い学びとなりました。
実施要項
- 対象
- 新入社員および若手社員の方 (学歴・職種不問)
- 日時
- 【各コース】2020年9月10日(木) 09:30 ~ 16:45