新入社員の受け入れ体制を整え、確実な戦力に育てる

OJT担当者研修《2日間》

趣旨・ねらい

本研修はOJT担当者を対象に、仕事の教え方や新人の自立支援はもちろん、OJT担当者としての自覚やマインドも同時に育てる研修です。
グループワーク(ディスカッション)やトレーニングを中心にした実践的なプログラムで、以下の3点を目的としています。
 ①「新人を育てる」という大きな責任を担うことの自覚を持ち、意欲を高める。
 ② 新人育成のためのマインドと有効なスキルを学び、実践できるようになる。
 ③ 職場において確かなOJTを実践し、今後それを職場に浸透させる牽引役になる。

プログラム内容

1.【1日目】
 ① 確かなOJTに向けて
  ◯ OJTとは  ◯ 組織で取り組むOJT
  ◯ OJT担当者に求められる役割  ◯ OJTの基本的な流れ
  ◯ OJTに必要な計画・準備
   ● 指導項目リスト、期間別指導プラン等の作成
 ② 新人との関わり方【わかりやすく教える】
  ◯ ティーチングスキルの基本
   ● 新人との信頼関係をつくる  ● 1つの作業を教える
   ● わかりやすい教え方(話しの組み立て、質問の活用)
   ● 仕事の任せ方  ● 指示の出し方

 ※事後課題
  次回研修までに、OJT計画を上長の方と相談の上、完成していただきます。
  
2.【2日目】
 ① 新人との関わり方【行動を促す】
  ◯ コーチ、コーチングとは  ◯ コーチとしての心構え
  ◯ コーチングスキルの基本
   ● 聴く  ● 質問する
   ● フィードバックする(承認する・ほめる、注意する・叱る など)
  ◯ コーチングの流れ  ◯ ショートコーチングトレーニング
 ② 新人との関わり方【新人に合わせる】
  ◯ 新人のタイプに合わせたコミュニケーション
 
 
==講師プロフィール==
岡田 美栄 氏(キャリアドバンス 代表)
大学を卒業後、1997年教育サービス企業入社。企画営業を経た後、人事部に配属となり、採用に携わる。2003年同社を退社。その後、2003年人材サービス業の㈱広報しえんに入社。前職での人事採用経験を活かし、大学など教育機関における就職講義や官公庁における各種就職支援講座を担当する。
2004年にNPO法人にいがたキャリアサポーターを設立し、2006年に代表に就任。小学生から中高年までの幅広いキャリア支援を行うため、様々な分野の講師を募り、クライアントのニーズに合わせた企画、講師紹介を行う一方で、自身も講義や研修などに出講。
現在はキャリアドバンス代表として活動。 

研修の様子

参加者の声

Aさん
先生の講義が分かりやすく、やるべきことが明確になりました。
私に「育ててもらって良かった」と思ってもらえるように新人を育てていきたいです。
Bさん
ワークが多く飽きずに受講でき、かつ異業種交流の意味もあり大変良かったです。
OJTとして1番大切なのは手本になることだと学んだので、肝に銘じて行動したいと思います。
Cさん
自分自身がモデルになることを強く意識できました。
今後実践し、職場内でも今回の内容を発表したいと思います。
Dさん
今まではその場毎に対応し、特別な準備もなく新人を迎えていました。
ワークの内容が「このようなものがあったらいいのに」と思っていたものだったので、新人を迎えるにあたっての覚悟ができました。

実施要項

対象
OJT担当の方、これからOJT担当になる予定の方
日時
2020年2月7日(金)・21日(金) の2日間【09:30 ~ 16:45】