初めての就職サイト・イベント活用で即効果を実感! 差別化戦略で、採用難業界でも突出した成功を実現した例。

  • 中越エリア
  • 介護・福祉事業
  • 従業員数100名未満

当時抱えていた採用課題

ハローワークを利用して採用活動を行ってきたものの、応募数がかなり少なく、採用に至らない状況が続いていた。用意されたフォーマットに募集内容を記載するだけの求人票では、発信できる情報量に限りがある。しかも介護福祉業界はどこも年間を通じて多くの求人を公表中。字面だけで判断すれば、どこにでもある求人の1つという印象に他ならなかった。差別化を図るポイントの打ち出し方も今ひとつわからずにいた。

課題に対して行った提案

広報しえんより、昨今の就職活動のスタンダードである就活サイトとイベントを活用し、学生の就活市場に躍り出ることを提案。明確な法人理念と、単なる施設運営ではなく誰でも自分らしく暮らせる街づくりに努めている点、それを熱く語る理事長のお人柄を差別化ポイントとし、理事長を前面に押し出した記事を作成して就職サイトに掲載。共感する学生をターゲットとして採用活動を展開する戦略に出た。
さらに、明るく開放的な雰囲気のパンフレット・HPを作成し、「堅い」「封鎖的」などの印象を抱かれやすい業界イメージの払拭を図った。

その後の成果

初年度は2回のイベントに出展し、時間の許す限り理事長自らブースに立って約40名の学生と接触。結果的に2名を採用した。さらに次年度は5名の採用に成功。多数の応募者を対象に選考を行い、国立大出身者の採用も実現した。
応募者からは「他の施設とは違う魅力を感じた」「福祉業界のイメージが変わった」「街づくりから取り組む姿勢に共感した」などの声が集まり、差別化戦略が効果的に働いたことがうかがい知れる結果となった。